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第20回日中地域間交流推進セミナー開催報告

日中間の交流が、これまでの友好親善を目的としたものに加え、課題解決型の交流が重視されるようになるなか、日中地方政府間の対話をより強化し、地方が抱える共通課題や解決のノウハウを共有できるような地域間交流の場が求められています。そこで、日中それぞれの地方政府関係者が一堂に会し、それぞれの地域の取組事例・施策を発表し、意見交換を行う場として、本セミナーを毎年、中国各都市で開催してきました。

20回目の開催となる本年は、内モンゴル自治区フフホト市において「共に描く地方発展の新たなビジョン ~イノベーション・グリーン発展~」をテーマに開催しました。

日 程: 2024年8月21日(水)~24日(土)
21日 在中国自治体事務所連絡会議、内モンゴル自治区主催レセプション
22日 本会議(基調講演、パネルディスカッション)、内モンゴル自治区PR交流会、
JETプログラム経験者意見交換会、自治体国際化協会主催レセプション
23日 行政視察(伊利現代スマート工場、蒙草生態環境株式会社)特別視察(シラムレン草原)
24日 特別視察(大召寺)
参加者: 日中双方の地方政府関係者等 226名(日本側:68名、中国側:148名)
開催地: 内モンゴル自治区フフホト市
テーマ: 共に描く地方発展の新たなビジョン ~イノベーション・グリーン発展~
主 催: (一財)自治体国際化協会
共 催: 中華人民共和国外交部外事管理司、内モンゴル自治区外事弁公室
後 援: 在中国日本国大使館、中国日本友好協会

まず、当協会の安田理事長が開会挨拶を行い、続いて来賓を代表して中華人民共和国外交部外事管理司の邢副司長、在中国日本国大使館の庄司参事官、内モンゴル自治区人民政府外事弁公室の劉副主任から挨拶をいただきました。
その後、伊丹市の藤原市長、フフホト市人民政府の王副市長が基調講演を行い、宮崎市の清山市長、バオトウ市人民政府の雷副市長、浜松市の中野市長、オルドス市人民政府の郝副秘書長が特別講演を行いました。後半のパネルディスカッションでは、内モンゴル農業大学食品化学・工学部の張教授、愛知県政策企画局の青山部長、蒙草生態環境株式会社の邢研発総監、北九州市政策局総務国際部の窪田部長、内モンゴル新遠景グループの王高級総監、科学技術振興機構北京事務所の茶山所長が講演を行った後に、各講演者によるディスカッションが行われました。

本会議終了後には当協会主催のレセプションを開催し、翌日にはフフホト市内の行政視察を行うなど、日中双方の参加者が交流を深めました。

あいさつをする安田自治体国際化協会理事長

あいさつをする姚紹俊中華人民共和国外交部外事管理司副司長

伊丹市藤原市長による基調講演

宮崎市清山市長による特別講演

浜松市中野市長による特別講演

講演中の参加者の様子

JETプログラム経験者意見交換会

伊利現代スマート工場での行政視察

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