日中間の交流が、これまでの友好親善を目的としたものに加え、課題解決型の交流が重視されるようになるなか、日中地方政府間の対話をより強化し、地方が抱える共通課題や解決のノウハウを共有できるような地域間交流の場が求められています。そこで、日中それぞれの地方政府関係者が一堂に会し、それぞれの地域の取組事例・施策を発表し、意見交換を行う場として、本セミナーを毎年、中国各都市で開催してきました。
17回目の開催となる本年は、2018年7月12日に四川省綿陽市において、「新産業創出と企業誘致による持続的な地方の発展について」をテーマに開催しました。
まず、当協会の岡本保理事長、中国共産党綿陽市委員会の元方副書記、在重慶日本国総領事館の小松道彦総領事、四川省人民政府外事僑務弁公室の張業初副主任、中国外交部外事管理司の唐松根副司長からのあいさつをいただきました。その後、全国市長会の三木正夫前副会長(長野県須坂市長)、綿陽市人民政府の趙迎春副市長から基調講演を、神戸市の寺﨑秀俊副市長、四川省投資促進局の方青副局長、中国国際電子商務中心(公司)の陸建棟副総裁から特別講演をしていただきました。
後半は、前半の講演者に福島県企画調整部の櫻井泰典部長、愛知県産業労働部の臼井利典産業力強化推進監など、日中双方の自治体や団体等の代表者が加わり、パネルディスカッションが行われました。
また、セミナーの開催にあわせ、成都光大国際旅行社有限責任公司から幹部職員を招聘し、在中国の日本の自治体事務所に対し内陸地域の訪日旅行の最新情勢等を講演いただきました。
本会議終了後には当事務所主催のレセプションを開催し、翌日には綿陽市内の行政視察を行うなど、日中双方の参加者が交流を深めました。
日 程: | 2018年7月11日(水)~13日(金) 11日 在中国自治体事務所連絡会議、綿陽市主催レセプション 12日 本会議(基調講演、特別講演パネルディスカッション等)、JETプログラム経験者意見交換会、 在中国自治体事務所向け訪日旅行講演会、(一財)自治体国際化協会主催レセプション 13日 行政視察(李白記念館、長虹商貿中心展館) ※詳細は第17回日中地域間交流推進セミナー日程のとおり |
参 加 者: | 日中双方の地方政府関係者等147名(日本側:59名、中国側88名) |
開催地: | 四川省綿陽市 |
テーマ: | 新産業創出と企業誘致による持続的な地方の発展について |
主 催: | (一財)自治体国際化協会 |
共 催: | 中国外交部外事管理司、綿陽市人民政府 |
後 援: | 在重慶日本国総領事館、中国日本友好協会、四川省人民政府外事僑務弁公室、日本貿易振興機構成都代表処 |
②7月12日 岡本保自治体国際化協会 理事長挨拶 |
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③7月12日 三木正夫全国市長会前副会長 (長野県須坂市長)の基調講演 |
④7月12日 趙迎春綿陽市副市長の基調講演
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⑤7月12日 寺﨑秀俊神戸市副市長の特別講演 |
⑦7月12日 パネルディスカッション |
⑧7月12日 在中国自治体事務所向け訪日旅行講演会 |
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