9月2日、北京市内の日系料理教室「ABC Cooking Studio」で、宮崎県の郷土料理を体験するイベントを開催しました。これは、中国人にまだなじみの少ない地方の認知度を高めるために開催する取り組みで、日本への関心の高い中国人40人が参加しました。宮崎県職員による同地の紹介の後、参加者は「チキン南蛮」、「肉巻きおにぎり」、「レタス巻き」の調理に挑戦し、宮崎の焼酎を試飲するなど宮崎の魅力を満喫しました。
●概 要
< 日 時 > 2017年9月2日(土) 13:30~15:30
< 場 所 > ABC Cooking Studio 北京三里屯店
<参加者数> 40名
<料理内容> 「チキン南蛮」・「肉巻きおにぎり」・「レタス巻き」(試食中に、宮崎県産の焼酎「赤霧島」の試飲も実施)
<掲載記事> 喜马拉雅FM、中国国際放送(CRI)、人民網、西日本新聞
●宮崎県&料理の概要説明(約20分)
料理体験の前に、宮崎県上海事務所植木所長より高千穂、青島といった宮崎の代表的な観光地のほか、宮崎の四季折々のイベント、本日調理する料理を含めた宮崎グルメ等について、熱く語って頂きました。当日の宮崎県の発表資料はこちら。
●料理体験(約80分)
宮崎県について理解を深めたところで料理体験の開始です。10台のテーブルそれぞれに1人のABC社の講師が調理を丁寧に指導していきます。会場外からも自由に見ることができ、通りすがりの人たちも興味津々の様子でした。当日調理した料理(「チキン南蛮」、「肉巻きおにぎり」、「レタス巻き」)のレシピはこちら。
●試食・試飲(約20分)
完成した料理をスマートフォンのカメラで撮影し、微信(WeChat)で友人に拡散する参加者。完成した料理を打包(ダーバオ、日本語で「お持ち帰り」の意味)し、自宅で家族と一緒に食べる人が多かったのも中国ならではでした。
●おわりに
まだなじみの少ない地方の認知度を高めるために「宮崎県」を題材に開催した今回の取り組みでしたが、大盛況のうちに終わることができました。本イベントに対しては、40人の募集に対して200人以上が応募するなど開催前から関心が非常に高く、実施後のアンケートでは参加者全員が、今回の活動に「満足をした」と回答をしました。当事務所では、今後も訪日旅行に関心の高い中国人などを対象に、日本の地域の魅力を発信していきます。
●会場(ABC Cooking Studio 北京三里屯店)
三里屯太古里にあるABC Cooking Studioで開催。三里屯は、最先端のショップやレストランが軒を連ねる北京のトレンドの発信地として知られています。会場は、外からも見通しの良いガラス張りが特徴です。当日は、宮崎県のゆるキャラ(みやざき犬)グッズや宮崎を扱った中国の雑誌等を展示しました。