北京事務所では、教育機関との連携強化のため、中国の大学の一つである外交学院からインターン実習生を受け入れています。外交学院は、外交人材の育成を目的に1955年に設立された由緒ある大学です。
実習生は日本語専攻の学生で、1カ月間、週に1回北京事務所に出勤し、電話対応や翻訳業務、研修やイベントへの参加など、当事務所の業務に携わることで日本の職場を体験します。
実習初日は、担当者から業務内容の説明を受けた後、電話対応の練習などを行いました。電話機を手にデモンストレーションを行った際、実習生は相手の所属名を聞き取ることに苦労していましたが、2人とも日本語能力が高く、日本語での電話の流れをすぐに覚えていました。実習生は、「中国では「お世話になっております」といった決まり文句を言わないなど違いがある。とても勉強になった。」と言っていました。
将来、実習生が日中交流の場などで活躍する際に、北京事務所での経験が少しでも役に立てばと願っています。