2018年9月15日(土曜日)、「料理体験を通じた日本の魅力発信事業」として、福島県の郷土料理などを作る料理体験のイベントを上海市で開催しました。このイベントは、各地方自治体の認知度を高め、誘客を促進させるため、料理教室を運営する日系事業者ABC Cooking Studioの中国法人と連携して実施しています。
ABC Cooking Studio上海環球金融中心店で開催した今回は、多数の応募があった中から選ばれた39人の参加となりました。料理体験の前に、福島県上海事務所が福島県の食文化、日本酒のほか、観光について紹介しました。さらに、福島県の環境放射能測定値について、現在は世界各地の都市と同じ水準にまで下がっていることを説明しました。
福島県喜多方市では喜多方ラーメンがご当地ラーメンとして親しまれていますが、これをハンバーガーにした喜多方ラーメンバーガーが販売されています。料理体験では、この喜多方ラーメンバーガーのほか、福島県西部で郷土料理として受け継がれている吸物・こづゆ、モモと夏野菜のカプレーゼ、日本酒ジュレ&ユズゼリーを作りました。福島県のモモは全国有数の生産量を誇り、日本酒は全国新酒鑑評会の金賞受賞が6年連続日本一となっています。
イベントの後に参加者からは、福島県に行ってほかの郷土料理も食べてみたい、福島県の安全性が分かったので実際に旅行で福島県に行ってみたい、今回作った料理を自宅でも作ってみたいなど、多くの感想が寄せられ、盛況に終わりました。
福島県紹介の様子 | 料理体験の様子 |
喜多方ラーメンバーガーなど | 記念写真 |